一年以上ブログ更新をしていませんでしたが、この間に、生成AIもどんどん進化し、特にプログラム支援用のAIの進化が著しく進みました。

そこで、自分もやってみようと、Claude Code の月々 $20のプロプランに入って、AIを使って家計簿アプリを作ってみました。

もうすでに「シンプル支出記録アプリ」という名前で、Google Playにリリースしており(アンドロイド携帯のみです)、こちらの、Google Play からダウンロードできます。マニュアルはこちらから。

無料でも全くの広告なしで十分使用できますので、ぜひお試しください。プレミアム機能を購入すれば(完全買い切り)、PayPayの使用履歴データ(csvファイル)を取り込むこともでき、バックアップも外部ファイルとしてできるので、結構便利だと思います。

AIでアプリ作成の流れ

Claude Code を、VSCode(エディター)で使用するという環境でアプリを作りました。

仕様の作成

先ず、AIに仕様書のフォーマットをmarkdownファイル(以下mdファイル)で作ってもらって、どんなアプリを作りたいかの詳細を記述しました。

GUIも、日本語で指示すれば例を作ってくれます。下のような感じで、全ての画面をどう作るかを決めました。

作成方法と開発計画

何を作るか明確にきまったら、次はどう作るかです。まず、どんなフレームワークで作るのがよいかから相談しました。その結果、Flutter というアンドロイドでもiPhoneでも共通に動かせるアプリを作れるフレームを使用することにしました。自分は、Flutter でアプリを作った経験は0でしたが、今回、自分でコードを直接修正するということはなくアプリを完成させることができました。

アプリは1回で完成品を作るのではなく(多分うまくいかない)、段階的に作ってテストするという方法にしたかったため、どういう段階で作っていくかをAIに提案してもらいました。

コーディング

プログラムの開発は、開発計画に従って、少しずつ指示を出し、AIに作ってもらいました。ひと段落したら、自分の実機でテストし、AIに修正を伝えるということを繰り返しました。

例えば、入力画面を作って、データの一覧表示をする機能を作って、のような指示です。

また、仕様には盛り込んでなかったものでも、例えば、カテゴリボタンを移動できるようにして、など、その都度思いついた機能も加えたりもしました。

ただ、思ったように修正してくれるときもあれば、そうならないときもあるので(とくにレイアウトの修正)、根気よく指示を出しつづける必要がある場合もありました。

完成後も、1か月くらい自分で使ってみて、微修正を繰り返し完成としました。

リリース

アプリが完成しても、それをGoogle Playとして世に出すためにひと手間かかります。そこでも、AIが大活躍してくれました。

まず、プライバシーポリシーというものを作らないといけないのですが、AIがひな形を作ってくれましたので、それを少し修正するくらいで完成しました(プライバシーポリシー)。github でそれ用のリポジトリーを作成すれば、ホームページとして公開できることもAIが提案してくれました。

マニュアルもAIのサポートで簡単に作れました(使い方ガイド)。少し専門的な話になってしまいますが、このアプリの開発フォルダの中に、docs フォルダーを作っておき、そこを変更してgit でcommit すると、自動的にhtml 公開用のリポジトリーを更新してくれるというgithub actionを使った便利な仕組みもAIが作ってくれました。

リリースするには、Google Play Console で様々な登録事項を入れ、プログラムのソースコードを入れて審査に出すのですが、今回、何度も審査で引っかかり結構大変でした。PayPayの使用履歴を取り込めるのを売りにしたかったのでそれをタイトルに入れていたのですが、PayPayという文言があるだけで審査が通らなかったようです。ここでもAIが相談に乗ってくれて乗り切ることができました。

感想

コードを全くいじらずにリリースできたのは本当に驚きです。プログラム開発の新時代の幕開けと言っても過言ではないです。

コードはAIが書くので、人間の仕事は、仕様を決めることと、プログラムの動作を確認すること、が主な仕事になるのだなと、実感しました。