このブログを読んでくれている皆さんもそうだと思いますが、僕はこれまでにいろいろなダイエットに挑戦し、ことごとく失敗してきました。

たまにうまく目標体重まで減らせることもあったのですが、そのあとで、かならずリバウンドしてしまっていました。

年齢が上がるとどんどん痩せにくくなり、最近では、どうやっても越えられない-3kgの壁を感じるようになりました。もう、何やってもダメかも、というあきらめムードもただよいはじめました。

そんな僕が、強化学習的なダイエット方法を思いつき実行したら、-3kgの壁を2週間で軽々と突破し、2か月で8kg減、まだ減少中です。このあとどうなるかまだ分かりませんが、ここまでの方法と状態を忘備録としてまとめておこうと思います。

ただし、これを読んでくれた方がマネして実践してなんらかの不利益を生じたとしても、ブログ主は一切の責任は負いません。自己責任ということでお願いします。

結果

もともと太ってるから簡単に痩せれたんじゃないの~?と思われるかもしれません。でもそういうことはないです。

2か月前のダイエット開始時、78.2kg。身長は180cmでした。

HelCさんのサイトでBIMを調べると、BMIは24.14でした。適正体重のBMIは22なのでそれよりも上ですが、普通体重のBMIの範囲は、18.5~25 なので、ギリギリ普通体重の範囲内というところでした。

体重は、google Fit というスマホアプリで毎日記録していました。かなり使いやすいと思います。

今年の1月から始めたダイエットは3か月で失敗し、無記録が5月まで続きましたが、6月から始めたダイエットで一気に今の体重まで下がり、まだ下がり続けています。

方法

自分が今年の1月から始めた方法は、夕食はキャベツサラダにするというかなり思い切った方法でした。

しかし、キャベツストレートでは物足りなく、ちくわを入れたり、かにかまを入れたり、ポテトサラダをい入れたり、と、どんどんサラダはゴージャスになっていき、、、

結果、-3kgの壁は越えられず、あきらめてしまいました。

いろいろなダイエットを試して失敗してきた人は、うすうす感づいているのではないのでしょうか。

食事の前に野菜を食べても痩せない、運動しても痩せない、糖質を減らしても限界がある。。。

そこでたどり着いた考えは、

すっぱり夕食を食べるのをやめる しかないという考えです。

いろいろダイエットの理屈はありますが、実験では立証されていない「仮説」も多いかなと思います。

しかし、「食べる量を減らす」、これをすれば、確実に体重は減ります。

当たり前のことですが、一見つらいことなのでなかなか向き合うことができませんでした。今までは、別な方法、楽な方法を探して、立証されない仮説にすがっていたのかと思います。

しかし、今、これに正面から向き合って初めてダイエットがうまくいったのです。

強化学習の考え方

「夕食を食べない」というのは普通にやると辛くて続かないと思います。

そこで、マインドを変える必要があります。

そのために、強化学習が役に立ちます。強化学習は、もともとは人や動物から発想をえた学問です。逆に、強化学習から自分の行動を変えることもできるのです。

強化学習のアルゴリズムがやっていることは、

1.未来で得をする行動を選ぶ

です。基本的には、これだけを淡々と繰り返しているのみなのです。

しかし、学習が簡単な状況と難しい状況があります。

2.遠くの未来の得よりも直近の得の方が学習が簡単

ということです。
この2点に着目して、何が得かを整理し、自分のマインドをコントロールします。

自分を洗脳する

つまり、「夕食をやめる」という行為が、とても得なことだと、自分を信じ込ませればよいのです。それも、頑張れば遠くの未来で得をするのではなく、今日も明日も得だと信じ込むことができれば、自然に「夕食をやめる」ことができるようになります。

夕食をやめることのデメリット

まず、デメリットを出します。

1.おなかがすく。
2.食べる幸せがなくなり、寂しい。

こんなところでしょうか。

夕食をやめることのメリット

まず、すぐに思いつくのは、以下の2つです。

1.お金が浮く。
2.食べていた時間、別なことができる。

デメリットで出した「おなかがすく」は、「おなかがすく前に寝てしまう」、という方法で解決できます(寝てしまうと、朝おなかがすいていないことに気づき、おなかがすいていたのは、錯覚だったのかとわかります)。

結果、以下のメリットも生じます。

3.睡眠時間が多くとれ、毎日頭がすっきりする。

ここまでの得だけでも、十分に「夕食やめる」は可能だと思いますが、まだ得はありました。

4.朝ごはんと昼ごはんがとてもおいしく感じる。

です。これで、デメリットの「2.食べる幸せがなくなり、寂しい」も、解決されてしまいました。

ここまでの得は、すぐに得られる直近の得です。

遠くの未来までの得まで考えると、当然ですが、

5.痩せてスタイルがよくなる

も入ってきます。

どうでしょうか。

夕食をやめても、夕食をやめるデメリットは解消できる上に、得がたくさんあるのです。

正直、この理屈によって自分は心の底から「夕食をやめる方が得」だと信じることができたので、つらく感じることなく夕食をやめることができました。

続けるコツ

基本的には、この考え方で「夕食抜き」を続けることができていますが、いくつかそれ以外にも気を付けていたことがあるので最後にそれを述べておきます。

1.夜寝る前に、レモンを絞った炭酸水を飲む。

空腹がなくなりいい気分になります。

2.5時過ぎに、おやつとしてアンパンを食べる。

「これ夕食じゃないの!?」って思う方、違います、これはおやつです。自分は、血糖値が下がりすぎると、冷や汗が出始めてつらい状態になってしまい仕事に支障をきたすので、このルールを作りました。アンパンは、他の菓子パンよりもカロリーが少なく、食べ応えもあるのでとてもよいです。

3.1日に3回食べるって誰がきめたの?洗脳じゃないの?って思ってみる

野生の動物は1日3食と決まっているはずはありません。人間ももともとはそうでしょう。今の時代、今の日本だから、文化的に3回としているだけです。3回食べる必要なんて、代謝が落ちたミドルエイジの世代には必要ないのだと思います。

というわけで、あくまでも、途中経過の忘備録でした。