ケストナーが1933年に児童文学として書いた本の丘沢さんという方の訳本です。職場の方が貸してくれました。

僕はこの本は知らなかったのですが、結構有名なのですね。

ドイツの高等中学の寄宿生の話です。ストーリーもあって楽しいのですが、いい大人がそばにいて、その大人達との関わりに、涙が出ちゃいました。

児童文学ということですが、大人が読んでも得るものは大きいと思います。子供の良き理解者になるためのヒントになると思います。

去年か一昨年に漫画化されてリバイバルした「君たちはどう生きるか」を思い出しました。メッセージが似ているのかな。小説で読みましたがこれも良かったです。