「奇術の楽しみ」という面白い本を読みました。昔のステージ手品の黄金時代の話が中心でした。

その中に、「トルコ人」というチェスロボットの話は特に面白かったです。

wikipediaにも書かれていますね。

大きなテーブルと等身大の人形がセットのシステムで、演者は、テーブルと人形の中を見せ、機械がぎっしり詰まっていることを示します。

選ばれたお客さんと対決するのですが、とても強くめったに負けなかったそうです。

たくさんの見物人がお金を払って見に来て、とても不思議に思ったことでしょう。中に人がいるんじゃないのか、いや、中は見たじゃないかとか、とか、大いに盛り上がったはずです。エドガーアランーポーも考察記事を書いているのです。

そしてこの機械、なんと50年も活躍したそうです。ナポレオンも戦って負けたとか。すごい。

想像するとわくわくします。