キーボードでFingalone を動かすためのプログラムを作ります。Assets で右クリック、Create > C# Script を選びます。

C# をダブルクリックすると、Visual Studio が起動します。キーボードでFingalone を動かすために以下のプログラムを作ってセーブ。

動かし方は
[u, j] 第一関節のモーター
[i, k] 第二関節のモーター
[o, l] 第三関節のモーター
[e, d, s, f]の連打モーターを使った前後・旋回移動
[1, 2, 3] 特定のポーズ
[↑, ↓, ← ,→]前後・旋回移動(モーターを使わない、インチキ移動)
[space] 浮遊

C#のプログラム名をcontrol_patternとする。プログラム内でのclass 名とファイル名が一致していないとエラーが出るので注意。このプログラムをFinger1にドラッグすると、右側のInspector にcontrol_pattern が追加される。その欄にGameObject1-4 があるので、◎をクリックして、Finger1-4 を割り当てました。

この状態で、カーソルキーでFingeronを動かせることはできますが、関節を動かすにはJointの物理特性を変更する必要があります。以下のように、Finger1のHinge Joint で、Use Spring にチェックを入れ、バネの強さ Spring 700, バネの遅さ Damper 50 とセット。Finger2もFinger3も同じようにセットしました。

あとは、きちんと動くように物理パラメータを調節しました。Finger4 が軽すぎて動きの反動が大きいので、Rigidbodyのmass を5として重くしました。

あとは、Finger1の先端の摩擦を強くして、進みやすくします。Assets で右クリック、Create > Physic Material を作成します。”ゴム”と命名しました。

作成した”ゴム”を選択し、Dynamic Friction = 1、Static Friction = 1とセットして摩擦を最大にしました。

Finger1 の BoxCollider のMaterial に、◎をクリックしてさっき作った”ゴム”を選択しました。

同様にして、Finger4は、つるつるにしました。

やったことは以上です。これでキーボード操作で自由にFingalone が動きました。