海水から塩を作ってみました。
以下のサイトを参考にさせていただきながら、その場しのぎで適当に作りました。
使った鍋は若干焦げたので、焦げても良い鍋を使った方がよいでしょう。
自分は、ダイソーで500円の鍋を使いました(100円だと勘違いして買いました)。
まず、近所の海で500mlのペットボトル2本分の海水を汲んできました。
海の塩分濃度は3.5%なので、ここに約35gの食塩が含まれている計算です。
水には砂やゴミが含まれているのでコーヒーフィルターでろ過します。
水を鍋にいれて、コンロで根気よく煮詰めます。
終板に白い累積物が出てきますが、これは塩ではなく「せっこう分」とのことです(参考)。これをろ過し、鍋もきれいに洗います。試しにフィルターに付着した白いものをなめてみると、確かにあまり塩辛くありませんでした。
一方ろ過した液体の方をスプーンですくってなめるととてもしょっぱいです。これを鍋に戻して、更に煮詰めます。
煮詰めていくと、小麦粉を水で溶いたような状態になっていきます。この水分がまだある状態でもう一度ろ過します。
これは、液体部分に塩分以外の「にがい成分」が溶け込んでいるので、それを取り除く作業です。この時に抽出される液体が「にがり」です。豆腐を固める時に入れるやつですね。
最後、ろ過した塩を鍋に戻して水分を吹き飛ばし、出来上がりです(この時鍋が少し焦げました)。
最後に入れ物にいれました。左がにがり、右が塩です。今回、わりと適当に作ったので、にがりはかなり少量でしたが、もっと早くろ過すればもっと多くなりますね。
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